ステータスバーを作る

QStatusBarについて

ステータスバーはウインドウの最下にあり、状態を表示するバーです。ステータスバーを作成するにはQStatusBarクラスを使います。

前回に引き続き MainWindow.cpp に内容を追加してステータスバーを作ろうと思います。

前回の内容を以下のように書き換えました。

MainWindow_H.h

#include <QtGui>

class MainWindow : public QMainWindow
{
public:
    MainWindow();
    
private:
    void makeStatusBar();
    QStatusBar* status_bar;
};

private: 以下にステータスバーとそれを作成する関数を加えました。

次にMainWindow.cppも変更します。

#include "MainWindow_H.h"

MainWindow::MainWindow()
{
    makeStatusBar();
}

/**ステータスバーを作る*/
void MainWindow::makeStatusBar()
{
    statusBar = statusBar();
    statusBar->showMessage("status");
}

ステータスバーを作る関数を作り、それをコンストラクタから呼び出しています。statusBar関数がありますが、これはQMainWindowクラスのメンバでステータスバーのオブジェクトを返します。この関数によりステータスバーが設置されます。

できた実行ファイルを実行すると左下に 「status」の文字列が表示されます。showMessage関数でこの文字列を設定することができます。また、以下のように

statusBar->showMessage("hello", 5000)
というコード書いたとき文字列は5000ミリ秒、つまり5秒間だけ表示するように時間も指定できます。

関連項目
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