QTextBrowserでHTMLファイルのレンダリング
HTMLファイルを読み込んでレンダリングして表示したい場合、1つめの方法としてQTextEditを使う方法があります。
しかし、これを使う場合いろいろ制限があり正しくレンダリングされないこともあります。
この問題を解決するための方法としてQTextBrowserを使う方法があります。
ここでは試しに「C言語入門」というサイトのある1ページをローカル環境にダウンロードしたのでそれをQTextBrowserで表示してみようと思います。
QTextBrowser browser; QUrl url("file:///C:/HTML_collect/data/C%E5%85%A5%E9%96%80/00_01.html"); browser.setSource(url); browser.show();
これを実行すると読み込んだHTMLファイルがレンダリングされて次の画像のように表示されます。
QPlainTextと比べてHTMLなどをレンダリングするときQTextBrowserには次の利点があります。
- CSSなどの外部ファイルも読み込める。
- ファイル読み込みの手間が省ける。
- 「戻る」「進む」などのブラウザのような機能を追加できる。
- アンカーに飛ぶことができる。
ただし、QTextEditのようにリアルタイムにレンダリングすることはできないので、そこの所は注意が必要です。
以上、QTextBrowserを使ったHTMLファイルのレンダリングでした。では、また!
関連項目
© Kaz