QScrollAreaの使い方
QScrollAreaは水平・垂直にスクロール可能なウィジェットです。
setWidgetでメインのウィジェットを1つ設置することができます。
スクロールが表示される条件は次の2つです。
- スクロール内のウィジェットがスクロール領域以上の大きさになるとき
- スクロール内のウィジェットのmaxmumWidthまたはmaximumHeightがスクロール領域より大きくなったとき
この場合のみスクロールバーが有効になります。
また、スクロールバー領域の大きさは直接変更できないので、もし変更したいならウィジェットの最大高さや最大幅を変えて変更する必要があります。
コード例
例えばスクロールエリア内にラベルを表示したい場合、
QScrollArea * scrollArea = new QScrollArea(); scrollArea->setHorizontalScrollBarPolicy(Qt::ScrollBarAlwaysOff); scrollArea->setVerticalScrollBarPolicy(Qt::ScrollBarAlwaysOn); ///常に垂直なスクロールバーを表示 scrollArea.setWidget(new QLabel("Small Text"));
スクロールエリアに1つのラベルを設置しています。
次の画像のようにラベルがスクロールエリア内に収まっている場合はスクロールバーは無効になります。
スクロールバーは次のようにウィジェットがスクロールバー以上の大きさになると表示されるようになります。
以上、スクロールエリアの使い方でした。では、また!
関連項目
© Kaz